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ミラノで教会巡り

2022.07.11

そもそも

ミラノ滞在記2022のスピンオフ。

ミラノで教会を巡った話。ミラノはローマ帝国時代にメディオラヌムという名で属州の州都や西ローマ帝国の首都だった歴史があり、ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ古い教会がたくさん見られる。ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)は本編にて。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

言わずと知れたレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』がある15世紀後半に完成した教会。世界遺産に登録されている。『最後の晩餐』を見学するのに予約が必要で、その予約も数ヶ月前にすでに埋まってしまったらしい。恐るべき人気。数ヶ月前にはまだイタリアに来ることさえ決めていなかった私には無理な話だった。 Blog Image

特徴的なデザインのアプス。 Blog Image

サン・フェデレ教会

16世紀に建てられ19世紀に再建されたイエズス会の教会。ドゥオーモのすぐ近くにある。

教会前の広場にある銅像はイタリアの詩人アレッサンドロ・マンゾーニ。サン・フェデレ教会で転倒したのが原因で亡くなったという。 Blog Image Blog Image

Basilica di Sant'Ambrogio

ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ、ミラノで最も古い教会の一つ。現在の建物は11世紀に再建されたもの。

教会正面に回廊が連なる特徴的な外観。 Blog Image

ロマネスク様式と初期ゴシック様式が混在する内部。 Blog Image

サン・ロレンツォ聖堂

ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ、ミラノで最も古い教会の一つ。現在の建物は後に再建されたもの。 Blog Image

教会の正面にローマ帝国時代の石柱がしっかり残っている。 Blog Image

Basilica di Sant'Eustorgio

ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ、ミラノで最も古い教会の一つ。現在の建物は後に再建されたもの。 Blog Image Blog Image

サン・チェルソ教会

ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ、ミラノで最も古い教会の一つ。現在の建物は11世紀に再建されたもの。 Blog Image

Santuario di Santa Maria dei Miracoli presso San Celso

15-16世紀に建てられたルネサンス様式の教会。前述のサン・チェルソ教会に隣接している。 Blog Image

内部身廊。美しい天井装飾。 Blog Image

Basilica di Sant'Eufemia

ローマ帝国時代に遡る歴史をもつとされる教会。現在の建物は後に再建されたもの。訪れた時には閉まっていて入れなかった。 Blog Image

サン・ステファノ・マッジョーレ聖堂

ローマ帝国時代に遡る歴史をもつとされる聖堂。現在の建物は後に再建されたもの。 Blog Image Blog Image

サン・ベルナルディーノ・アッレ・オッサ教会

リアルな人骨が壁を埋め尽くす納骨堂を備える教会。前述のサン・ステファノ・マッジョーレ聖堂に隣接している。人骨だらけなのは、この辺りが元々病院や墓地だったことに由来する。 Blog Image

シャーマンキングのファウストⅧ世を思い出す。 Blog Image

サン・シンプリチャーノ聖堂

ローマ帝国時代に遡る歴史をもつとされる聖堂。現在の建物は後に再建されたもの。 Blog Image

内部身廊。主祭壇のフレスコ画はルネサンス期の画家アンブロージョ・ベルゴニョーネの『聖母戴冠』。 Blog Image

サン・マルコ教区教会

13世紀に遡る歴史をもつ教会。 Blog Image Blog Image

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会

15世紀に建てられた教会。スフォルツェスコ城の東にある。 Blog Image Blog Image

サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会

ドゥオーモ広場の近くのショッピング街トリノ通りから一本入ったところにある教会。 Blog Image

奥に見える祭壇の天井は奥行きがあるかのように錯覚させる描き方をしている。 Blog Image

サン・バビラ聖堂

15世紀に建てられた聖堂。現在の建物は後に再建されたもの。 Blog Image Blog Image

参考書籍

西洋美術史入門

世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―

ルネサンス 歴史と芸術の物語

イラストで読む ルネサンスの巨匠たち

ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論

「イタリア」誕生の物語

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#ヨーロッパ#イタリア#教会#世界遺産