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プラハ城に行ってきた

2022.07.05

そもそも

プラハ滞在記2022のスピンオフ。

プラハ城は9世紀に創建された1000年以上の歴史を誇る王の居城で、敷地内に宮殿や教会や美術館などを擁する複合地区。世界一広い古城としてギネスブックに登録されている。

フラチャニ広場

麓の城下町マラー・ストラナから長い坂道を登るとプラハ城正面のフラチャニ広場に到着する。 Blog Image

プラハ城は高台にあるので市内を見下ろすことができる。 Blog Image

プラハ城正面の門(出口)。 Blog Image

旧王宮

12世紀から14世紀にかけて建設された主にハプスブルク家以前のボヘミア王の居城。度重なる増改築によって様々な様式が混在している。

1618年にボヘミア王フェルディナントによるプロテスタント弾圧に反発した民衆がプラハ城に押しかけて役人を窓から投げ出した、三十年戦争の発端となる重大事件があった窓。 Blog Image

自分が見学した時は大広間ヴラディスラフホールだけ撮影禁止だったので、Wikipediaの写真(By DXR - Own work, CC BY-SA 4.0)を拝借。 Blog Image

特徴的な天井のヴォールト。 Blog Image

新王宮

16世紀から18世紀にかけてハプスブルク家の下で建設された宮殿で、現在は大統領官邸が置かれている。 Blog Image

聖ヴィート大聖堂

ゴシック様式を代表する建築物で、チェコ最大かつ最重要の大聖堂。

10世紀にボヘミア公ヴァーツラフ1世(聖ヴァーツラフ)が初期ロマネスク様式のロトンダを建設したのが始まり。14世紀にカレル1世(カール4世)が現在のゴシック様式の大聖堂の建設を始めた。その後は資金不足や戦争などによって建設が遅れに遅れ、最終的に聖ヴァーツラフの没後1000年にあたる1929年に完成した(建設開始から約600年)。 Blog Image

天井高すぎ。かっこよすぎ。 Blog Image

主祭壇。 Blog Image

バラ窓。 Blog Image

パイプオルガン。 Blog Image

美しすぎるステンドグラス。 Blog Image

聖ヴァーツラフ礼拝堂。この空間だけ雰囲気がちょっと異なる。 Blog Image

東側から見た外観。 Blog Image

大聖堂の南塔に登ることができた。美しい2つの塔と屋根が目の前に。 Blog Image Blog Image

市内もがっつり一望できる。 Blog Image

500年以上かかっているだけのことはあった。

聖イジー聖堂

プラハ城内最古の歴史を誇る、ロマネスク様式の聖堂。10世紀初頭にボヘミア公ヴラティスラフ1世が建設したのが始まり。

バロック様式のファサードは17世紀後半に追加された。内部とのギャップがすごい。 Blog Image

木造の平天井が特徴的な身廊。素朴で落ち着いた雰囲気があり、個人的に最も気に入った教会の一つ。 Blog Image

黄金の小径

16世紀にルドルフ2世治世下に建てられた、カラフルな家屋が立ち並ぶ路地。 Blog Image

家屋内には当時の暮らしが再現されていたり、 Blog Image

中世の武器が展示されていたりする。 Blog Image Blog Image

ロブコヴィツ宮殿(コレクション)

チェコの貴族ロブコヴィッツ家が所有するプラハ城内唯一の個人所有の建物で、中は美術館になっている。

ディエゴ・ベラスケス『マルガリータ王女』 Blog Image

ピーテル・ブリューゲル『干し草の収穫』 Blog Image

カナレット『セント・ポール大聖堂とテムズ川』 Blog Image

バルコニーからマラー・ストラナ地区を見下ろすことができる。 Blog Image

プラハ城下公園

プラハ城の麓にある公園というか庭園。マラー・ストラナ地区のオレンジ屋根を間近で楽しむことができる。観光客が少ない穴場。 Blog Image Blog Image Blog Image

参考書籍

新しいチェコ・古いチェコ 愛しのプラハへ

物語 チェコの歴史 森と高原と古城の国

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#ヨーロッパ#東欧#チェコ#城#宮殿#教会#塔