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旅の荷物

2022.10.28

そもそも

私が海外を旅する際に持参するものを、まとめてみました。

これらの荷物で、気温10度までは対応できることを実戦テスト済みです(個人差あり)。気温10度以下の場合はこれらの荷物にダウンと手袋を追加すれば大丈夫です(北海道でテスト済み)。

バックパック

機内持ち込み可能なサイズの40Lのバックパックを愛用しています。

預け入れ荷物がないことで事前にオンラインチェックインをしておけば空港到着後すぐに保安検査に進めるのは精神的にかなり楽です。

衣類

パンツ x 5

枚数を増やせば洗濯する回数を減らせるので、洗濯へのアクセスが悪い場合はちょっと枚数を増やします。涼しい季節は2、3日に1回しか替えないこともあります。

靴下 x 5

パンツと違ってすぐ穴が空いたりして消耗が激しく、結局途中で買い足すことになるので、最初に持参する枚数はあまり重要ではありません。足りなくなってきたら、ディスカウントストアみたいなところで10枚ぐらいまとめ買いしたりします。涼しい季節は2日に1回しか替えないこともあります。2日目に履く瞬間はちょっと抵抗ありますが5分後には忘れています。

(一応言っときますが、私は日本にいるときは結構きれい好きです)

丸首半袖シャツ x 5

全季節に対応できるように、暑い季節に1枚だけ着ても問題なく、寒い季節に長袖の下に着ても問題ないものを選んでいます。ブランドや商品に特にこだわりはありませんが、ユニクロで買うと渡航先(の主要都市)でも同じものを買えたりします。

長袖ボタンシャツ x 2

寒い季節は常用し、暑い季節はちょっとフォーマルが要求される時に着ます。下に半袖を着ることも多いので、1週間に1回しか替えないこともあります。

長ジーンズ x 1

寒い季節はもちろん、暑い季節も野外活動がそれほど多くないときは履きます。暑い季節は1週間に1回、涼しい季節は2週間に1回しか洗わないこともあります。大抵、衣類の中というより荷物の中で一二を争う重さ(500g以上)なので、持参するのは多くても2枚までです。基本的に2枚のうち1枚は履いているので荷物の容量と重量には含まれません(他の衣類も同様)。

フォーマルなハーフパンツ x 1

暑い季節に長時間野外活動するけど、同時にちょっとフォーマルも要求される時に履きます。真夏に旅することが事前に分かっている場合は、長ジーンズを1枚減らしてフォーマルハーフパンツを1枚増やすと良さそうです。

スポーツ用ハーフパンツ x 2

暑い季節に長時間野外活動するときや、海水浴するときに履きます。

私はバスケットボール用のハーフパンツを愛用していますが、軽くて体積も少なくてすぐ乾くものであれば何用でも良さそうです。

街の雰囲気によっては、街中で履くのはラフすぎて悪目立ちするかもしれないので、なるべくフォーマルに見えるものの方が無難です。

ウインドブレーカー x 1

雨が降っても余裕で耐えられるぐらい耐水圧が高いウインドブレーカーを寒い季節は毎日着ています。さすがに耐水圧が高いだけあって、洗濯しても部屋干しですぐに乾くので楽です。

防水シューズ

ウインドブレーカー同様、耐水圧が高いColumbiaの防水シューズを履いています。雨が降っても水溜りとか全く気にせずにズンズン歩いていけるのは、精神的にかなり楽です。どこからどう見ても普通のスニーカーにしか見えないデザインも気に入っています。

生活用品

生活用品は数だけ見ると意外と多いですが、体積は中型のジップロック1枚に全部収まるぐらいで、重量も全部で1kg以下なので、かなりコンパクトです。

デンタルケア用品

デンタルフロス、歯ブラシ、歯磨き粉をとりあえず最初の数週間分は持参して、あとは現地調達します。

ワセリン

普段から愛用しているマミヤン アロエキスを持参します。スキンケアはこれだけです。私は1個(90g)で半年もちます。

整髪料

ミニサイズ(100g以下)の整髪料を持参または現地調達します。

洗濯用洗剤

小分けの洗濯用洗剤を持参します。コインランドリーで洗剤が自動投入されないまたは売ってない場合に使います。

ハンカチ

3枚ほど持参します。いざという時に何かと活躍するので、とりあえず常にポケットに入れています。

ポケットティッシュ

3個ほど持参して、無くなったら現地調達します。ハンカチ同様あると何かと便利なので、とりあえず常にポケットに入れています。

トイレットペーパー

公共のトイレでトイレットペーパーが無かったり、管理人不在の宿泊施設で急遽補充できなかったりするので、1つはバックパックに入れておきます。

除菌シート

たまに手とかスマホとか財布とかを拭きたくなるので。(そうなんです、私はきれい好きなんです。)まあ気休めなので、無くてもそこまで困りません。

爪切り

普段から愛用しているフェザー ツメキリを持参します。

カトラリー

基本的には使い捨てカトラリーを現地調達しますが、それが切れた時のために、アウトドア用品の折りたたみ先割れスプーンを持参します。

栓抜き

人差し指ぐらいの長さのミニ栓抜きを持参します。海外ではスクリューキャップじゃない瓶入り飲料が結構あるので。

南京錠

ホステルのロッカーを施錠するのに必要なので、ダイヤル式南京錠を持参します。

絆創膏

小さな傷に使います。ベルリンのホステルに宿泊した際、靴擦れを放置していたら細菌感染して大変なことになったアイルランド人がいたので、小さな傷も侮れません。

ゴルフボール

足の裏のマッサージ用です。効きます。翌日の疲労回復具合が段違いです。

マスク

何らかの緊急事態に備えて何枚か持参します。

コンタクトレンズ

海水浴などアクティブな活動をする時に使います。

予備のメガネ(ケース)

メガネが使えなくなると致命的なので予備を持参します。メガネケースは重量の割には体積大きめですが背に腹は代えられません。

電子機器

スマホ(ストラップ)

スマホにスマホストラップを付けて常に手首に通して使っていました。スマホを落とすことや盗まれることを心配する必要がまずないので、安心感が半端ないです。

iPad mini

読書に使ったり、写真を整理したり、スマホで調べ物する時にiPadで地図を見たりすることが多いです。

いざというときにすぐスマホの代わりとして使えるように、セルラーモデルを購入して、eSIMサービスのアプリをインストールしてあります。

MacBook Air

渡航先で仕事する場合は持参します。Macの中で一番軽いモデルでも重量が約1.3kgあるので、持参する場合は他のものを少し削ります。

モバイルバッテリー

コンパクトで大容量のAnkerのモバイルバッテリーを使っています。

充電器(Aタイプ)

Aタイププラグ用は、2ポート使えて充電速度も速いAnkerの急速充電器を使っています。スマホだけでなくMacBook Airも一応充電可能なので、PC用充電器を持参しなくて済みます。

Cタイププラグ用は、ドイツで購入したApple純正の充電器を使っています。

それ以外のプラグの国はそれほど多くないので現地で宿泊施設で借りたりしています。

USB-Cイヤホンジャック変換ケーブル

iPad Miniに有線イヤホンを繋ぐために使います。ワイヤレスイヤホンは充電が必要なのと落としやすいのとケースが大きくて邪魔なので、圧倒的に有線イヤホン派。

貴重品

パスポート(ケース)

パスポートは言わずもがなですが、両手が塞がってて首に掛けておきたい瞬間がたまにあるので、ポケット付きのシンプルなケースを使っています。

決済カード

タイプの異なる複数のカードを持参します。カードによって海外旅行保険が付帯していたり、タッチ決済に対応していたり、ATMで現地通貨を引き出せたりします。

カードによっては海外旅行保険が特定の条件下での利用付帯だったりするので確認する。

決済時やATM現金引き出し時の手数料などが頻繁に変更されたりするので確認する。

関連記事:世界紀行2022反省会

財布

とにかく薄くて万能な財布を使っています。

薄くて軽いですが、十分な枚数のカードも紙幣も小銭もちゃんと入ります。小銭入れ部分のファスナーもなめらかで使いやすいです。

一応予備の財布の代わりに、パスポートケースやチャック付きポリ袋に現金やカードを分散しておくことが多いです。

経口摂取するもの

八重山クロレラ

私にとって、唯一明らかな体感がある八重山クロレラを持参して、週に1回程度飲んだりします。とはいえこれがないとキツいという感じではないので、持参した分が無くなったらそれまでです。

御嶽百草

念の為腹痛に備えて御嶽百草を持参します。正直これのおかげで助かったという経験はありませんが一応。

熱中症対策とサバイバル対策に。水と塩があれば1週間以上生き延びれるので。

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収納

洗濯ネット

洗濯ネットに衣類を収納しています。洗濯時にはあまり使いません(そこまで洗濯に気を遣うような衣類は持参しない)。メッシュがよくて使っています。

チャック付きポリ袋(大・中・小)

チャック付きポリ袋に生活用品や電子機器などを分けて入れています。防水の意図もあります。

雑感

バッファ

これらの荷物を全部入れても40Lバックパックの容量の10%以上は余裕がある状態になります。渡航中はパッキングが雑になったり購入した荷物が一時的に増えたりするので、渡航時には必ず10%以上をバッファとして空けておくようにしています。

ミニマリズムを目的にしない

これらの荷物のうち半分ぐらいは現地調達可能なので、実際は持参しなくても何とかなります。現地で借りるという選択肢も往々にしてあります。つまり荷物をもっと減らそうと思えば減らせます。でも私はそうしません。なぜなら別に荷物を極限まで減らすことが目的ではないからです。あくまでもなるべく快適に旅することが荷造りの目的です。単純にモノはあればあるほど便利だが大きくて重いほど不便なので、体積と重量に対する効用を自分なりに評価して取捨選択しています。私の場合は、機内持ち込み荷物だけでフライトできることやストレスなくパッキングして身軽に移動できることの効用を高く評価しているので、あくまでもそれを実現できる範囲内で便利なモノを増やすようにしています。

他の旅人との違い

これらの荷物で実際にヨーロッパから中東、東南アジアまで5ヶ月間旅しましたが、不便に感じることは滅多にありませんでした(慣れもあるかも)。唯一不便に感じたのは(荷物はあまり関係ないが)洗濯が面倒なことぐらいです。

実際ホステルに宿泊する度に、自分が最も遠くの国から来ていて最も長期間旅しているのに最も荷物が少ないので "You're crazy." とよく言われていました。逆に「みんな1ヶ月以下の旅なのになんでそんなに荷物が多いんだろう」と思い他の旅行者の様子を見ていると、シャンプー、ボディソープ、スキンケア用品、ボディケア用品、香水、制汗剤など、いわば体に塗りったくるもの(大抵は体積も重量も多い液体)を1ヶ月分とか持ち歩いていることに気づきました。私の場合、体に塗りったくるものはそれぞれ100g以下のワセリン1個と整髪料1個のみで手のひらに収まるぐらいしかないので、そこが大きな違いの一つでした。

結論

みんな無人島でサバイブできるぐらい心身ともに強くなればいいんじゃないでしょうか。まずはバイオハッキングから。

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