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ギザ滞在記2023

2023.06.14

そもそも

2023年6月にエジプトのギザに滞在した時の記録。

ドゥブロヴニクからカイロへ

ドゥブロヴニク市内からシャトルバスに乗ってドゥブロヴニク空港へ。 Blog Image Blog Image

ドゥブロヴニク空港からミュンヘン空港で乗り継いでカイロ国際空港へ。 Blog Image

ミュンヘン空港のターミナルがかなり綺麗だった。

機内でCAが入国書類を渡すためにエジプト人かどうか乗客に尋ねて回っていて、白人客には全く尋ねずに飛ばしていた。自分のところに来ると絶妙に間をおいて迷った挙げ句エジプト人かどうか尋ねてきた。思わず笑ってしまった。

右隣で初対面の大学生二人が飛行中ずっとおしゃべりしていた。一人はエジプトで生まれてドバイで育ってエジプトで高校に通ってイギリスのバーミンガムで大学に通っているエジプト人の男の子で、実家に帰省するらしい。もう一人はドイツ人の女の子で専属ガイドを付けてエジプト観光するらしい。やたらおしゃべりなエジプト人男子がオタクっぽく、日本がいかにクールな国であるかを女の子にずっと力説していた。

カイロに到着

午前2時過ぎにカイロに到着。ミュンヘン空港で用意した米ドルでアライバルビザを購入し、パスポートに貼り付けて入国審査へ。 Blog Image

各所に軍人が立っており、何度かパスポートのビザをチェックされ、無事入国。 Blog Image

入国するや否や遠くから大勢の男たちが大声でタクシーの客引きをしてくる。空港を出るとさらに客引きは激しさを増し、午前2時過ぎとは思えないほど大勢の男たちが次々と寄ってくる。みんなUberは違法だとかタクシー乗り場はここだけとか平気で嘘をついてきて、どれだけ拒否しても無視しても永遠にくっついてくる。噂には聞いていたが、ここまでウザいとは思わなかった。

カイロからギザへ

しつこい客引きをなんとか振り切り、階段を降りた先の駐車場で自分が呼んだUberのドライバーと合流することができた。 Blog Image

車線なき高速道路らしき道路をハイスピードで駆け抜け、道路脇には羊の群れや野良犬がわんさかいて、異国情緒あふれる。

1時間ほど走り、午前4時過ぎにギザに到着。 Blog Image

人影は全くない。目の前で野良犬の集団同士が雄叫びをあげながら喧嘩している。 Blog Image

宿泊予定のホテルに到着するも、入口が開いておらず往生していると、野良犬が何匹かこちらに寄ってきた。 Blog Image

闊歩する野良犬が多すぎて夜が明けるまで外で待っているのはさすがに身の危険を感じたので、ひとまず入口が開いている近くのホテルの建物に入り、フロントに朝までロビーで過ごしてもいいか尋ねた。するとそのフロントが自分が予約したホテルの管理人に電話してくれて入口を開けてくれるよう頼んでくれた。ご厚意に助けられ、無事ホテルに到着し、夜明けまで過ごすことができた。

ピラミッドへ

翌朝、早速ピラミッドがあるエリアに向かう。周辺はラクダやら馬やら犬やら車やらが激しく往来しており、そこらじゅう糞だらけで臭くて、なかなかカオス。歩いてスフィンクスゲートのチケット売り場に辿り着くや否や、チケット購入を手伝うという男たちに客引きされる。チケット売り場の窓口が混雑していて気温も40度近くて早く入りたかったので、一人の男に手伝ってもらうと、強引に列に割り込んですぐにチケットを入手してくれた。 Blog Image

スムーズに入場できたので、男にお礼を言うと次はラクダに乗らないかとしつこく勧誘してくる。面倒だったので数百円ほどのチップを支払うと喜んで去っていった。客引きでもコスパ良いと感じる場合もある。 Blog Image

ピラミッドエリア

というわけで無事入場。まずはクフ王のピラミッドへ。 Blog Image

いきなりスフィンクスとご対面。 Blog Image

荒涼とした砂漠が広がる。 Blog Image

南西方向に連なるカフラー王とメンカウラー王のピラミッド。 Blog Image

クフ王のピラミッドの南側に到着。あまりに暑すぎたのでこの辺りで露天商から麦わら帽子を購入した。 Blog Image Blog Image Blog Image

南東側から見たクフ王のピラミッド。 Blog Image

東側には、クフ王の母や妻を埋葬した小型ピラミッドや、その他数多くの地下の埋葬室などが点在する。 Blog Image Blog Image Blog Image Blog Image Blog Image

東方向の街並み Blog Image

南側にある船孔 Blog Image

ヘテプヘレス1世のピラミッド

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クフ王のピラミッド

東側から見たクフ王のピラミッド Blog Image

北東側から Blog Image

北側から。修復期間中で内部には入れなかった。 Blog Image Blog Image

ピラミッド本来の姿を物語る化粧板 Blog Image Blog Image

北西側から Blog Image

南西方向に道路を挟んで臨むカフラー王のピラミッド Blog Image

西側から Blog Image Blog Image

南西側から Blog Image

道路を横断してカフラー王のピラミッドへ。 Blog Image

カフラー王のピラミッド

頂上部分に残る化粧板が特徴的なカフラー王のピラミッド Blog Image Blog Image

北東側から Blog Image

北側から Blog Image

いざ内部へ Blog Image

狭くて急な通路を下りていく。 Blog Image

内部は湿度が高く汗臭いような生乾きのような臭いがする。 Blog Image Blog Image Blog Image Blog Image

東側の神殿らしき遺跡 Blog Image

東側から Blog Image

南東側から Blog Image

メンカウラー王のピラミッド

続いて荒野を歩いてメンカウラー王のピラミッドへ。 Blog Image

結構距離があって日陰も無くてかなりキツい。 Blog Image Blog Image Blog Image Blog Image

南西側から見たカフラー王のピラミッド Blog Image Blog Image

南側にある王妃たちのピラミッド Blog Image

ラクダ

メンカウラー王のピラミッドから入口まで歩いて戻るのは体力的に厳しそうだったのでラクダに乗ることに。三大ピラミッドが見渡せる南の丘の上にも連れて行ってもらった。 Blog Image Blog Image

30分ほど乗って最終的にカフラー王の河岸神殿近くでおろしてもらった。終了後事前に約束した金額よりも多く請求してきてかなりしつこかったので10分ほど言い合いになった。面倒臭い。

カフラー王の河岸神殿

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メインゲート付近

一通り見学してメインゲートから街へ戻る。 Blog Image Blog Image

ピラミッドタウンがあった方角。 Blog Image Blog Image

ホテル

ホテルの屋上から見える三大ピラミッド。 Blog Image

ギザの街並み。 Blog Image

アケトというヒエログリフの元になった、夏至の夕暮れの光景。 Blog Image Blog Image

ライトアップされた夜のピラミッド。 Blog Image

翌日の夕暮れも。 Blog Image

その他

米ドルしか使えないという事前情報が多数散見されたが、EGPやユーロの方がよほど使い勝手が良かった。ボロい米ドルや落書きがある米ドルは受け取り拒否されることが多かった。

参考書籍

古代エジプト全史

古代エジプト解剖図鑑

ピラミッド―最新科学で古代遺跡の謎を解く―

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#中東#エジプト#古代遺跡#世界遺産