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アンタルヤ滞在記2022

2022.09.21

そもそも

2022年9月にアンタルヤに滞在した時の様子。

アンタルヤはトルコ南部に位置する地中海沿岸都市。一年のほとんどが晴天に恵まれるトルコ有数のリゾート地。人口は約75万人。近郊にはペルゲ・アスペンドス・テルメッソスなど、古代遺跡がある街が点在する。

紀元前2世紀頃にペルガモン王国に支配された後、ローマに支配され属州パンフィリアの一都市として繁栄した。その後ビザンツ帝国による支配を経て13世紀にルーム・セルジューク朝に支配された。14世紀以降はオスマン帝国に支配され、基本的にはそのままトルコ共和国へと引き継がれた。2022年現在、元々ロシア人に人気だったアンタルヤにさらにロシア人が殺到しているらしい。

スピンオフ

コンヤアルトゥビーチに行ってみた

アンタルヤ考古学博物館に行ってきた

ペルゲ遺跡に行ってきた

アンタルヤに到着

イズミルから飛行機に乗ってアンタルヤに到着。空港から20分ほどタクシーに乗って宿泊地がある旧市街に到着し、宿泊地へ向かう。時刻は22時半頃。 Blog Image

チェックインを済ませ、さっそく夜の街を散策することに。

カレイチマリーナ(夜)

崖の上にある旧市街から下りて、海沿いのマリーナ(港湾地区)へ。 Blog Image

断崖絶壁と城壁に守られた鉄壁の旧市街。 Blog Image Blog Image

船舶がたくさん並ぶマリーナ。 Blog Image Blog Image

湾内にはビーチパラソルがズラリと並ぶ海水浴場も。 Blog Image

マリーナを一通り散策したところで、崖を上がって旧市街へ。 Blog Image

旧市街(夜)

断崖絶壁と城壁に囲まれると呼ばれる旧市街はカレイチ(Kaleiçi)と呼ばれる。 Blog Image Blog Image

リゾート地だけあって夜遅くまで商店や飲食店が営業していて、陽気な雰囲気に包まれている。 Blog Image Blog Image

旧市街はこぢんまりしていて、20分もあれば徒歩で一周できる。 Blog Image

旧市街を出たところには、かつて旧市街を囲んでいた城壁が残っている。 Blog Image

旧市街と新市街の間にある街の中心的な広場。めちゃくちゃ明るくて人通りが多い。が、時刻は23時過ぎ。広場を歩いていると、あるレストランのテラス席で、オールバックのポニーテールで十徳ナイフのナイフをカチャカチャ出し入れする殺し屋みたいな男性を見かけた。こえぇよ。 Blog Image

この広場で遅めの夕食にドネルケバブをいただいた。美味しかった。 Blog Image

カレイチマリーナ(昼)

翌日の日中に再びカレイチマリーナを散策した。 Blog Image Blog Image

海賊船風の船もちらほら。なんだか開放的な雰囲気が漂う。 Blog Image

湾内ではビーチパラソル全開でみんな楽しそうに泳いでいた。ヨーロッパでもそうだったが、こういうところで泳ぐ人の大半が白髪の高齢者だったりする。そのあたりの感覚が日本とは全然違ってて興味深い。 Blog Image

旧市街(昼)

日中の旧市街の様子。 Blog Image Blog Image

猫が10匹以上いた猫公園。 Blog Image

水飲み場に犬もいたので猫犬公園。 Blog Image

近年よく見かけるこれ、アンブレラスカイと言うらしい。 Blog Image

オールドバザール

オスマン帝国時代からあるというオールドバザール。 Blog Image Blog Image

共和国広場

旧市街から西に徒歩で5分ほど行ったところにある共和国広場。広場にあった観光案内所で「交通カードはどこで入手できますか」と聞いたら「あそこに見える大きな木の下で」と返された。RPGかよ。 Blog Image

共和国広場から眺める絶景の海と旧市街。 Blog Image Blog Image Blog Image Blog Image Blog Image

道路を挟んで広場の向かいにあるドネルケバブ屋さんでドネルケバブをいただいた。 Blog Image

Yavuz Ozcan Park

共和国広場から西に徒歩で10分ほど行ったところにある公園。

アンタルヤを支配したルーム・セルジューク朝のスルタン・カイホスロー1世の像。 Blog Image

この公園からも絶景を堪能できる。 Blog Image Blog Image

メヴレヴィハーネ博物館

イスラム神秘主義(スーフィズム)教団の一つメヴレヴィー教団がかつて儀式を行っていたとされる修道院。現在は博物館。 Blog Image

ルーム・セルジューク朝が衰退してからオスマン帝国がアナトリアを統一するまでの間にアンタルヤを支配していた辺境国(ベイリク)の一つ、アイドゥン侯国の創始者アイドゥノール・メフメド・ベイが、14世紀後半に息子のために建てたお墓。 Blog Image

オスマン帝国のスルタン・バヤズィト2世(メフメト2世の息子)の配偶者ニガル・ハトゥン(Nigâr Hatun)のお墓。16世紀初頭に建てられた。 Blog Image

イヴリ・ミナレ・モスク

13世紀頃セルジューク朝時代に建てられたモスク。14世紀頃ベイリクの一つハミド侯国時代に再建された。 Blog Image Blog Image Blog Image

8本の溝がある美しいミナレットは街のランドマークの一つになっている。 Blog Image

テケリ・メフメット・パシャ・モスク

17世紀頃オスマン帝国時代に建てられたモスク。 Blog Image Blog Image

ハドリアヌスの門

2世紀ローマ帝国のハドリアヌス帝時代に建てられた城門。旧市街の東端に位置する現存する唯一の城門。 Blog Image Blog Image Blog Image

門を出ると近代的な街並みが広がる。 Blog Image

フドゥルルック塔

2世紀頃ローマ帝国時代に建てられた要塞。旧市街とカラアリオウル公園の境界付近に位置する。 Blog Image Blog Image

カラアリオウル公園

旧市街の南に広がる緑豊かな海沿いの公園。 Blog Image

展望台から海を望む絶景を楽しめる。 Blog Image

おそらく海の守護神。 Blog Image

海の透明度も高そう。 Blog Image Blog Image

実のなったナツメヤシ。 Blog Image Blog Image

この辺で通りすがったレストランで、ウェイターがローラースケートを履きながら料理をサーブしてた。いやすごいけど。。 Blog Image

新市街

旧市街の北に広がる新市街。生活感溢れて雑然と混沌としていた。 Blog Image

新市街にあったショッピングモール内のロカンタにて昼食タイム。 Blog Image

白インゲン豆のトマト煮込み(Kuru Fasulye)とトマトピラフとキョフテ(Köfte)の一種?をいただいた。ピラフはトルコ中どこで食べても最高に美味しい。 Blog Image

ビール

ヴァリム(VARIM)というビール3種類を試してみた。 Blog Image

参考書籍

教養としての「ローマ史」の読み方

詳説世界史研究

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#中東#トルコ#モスク#自然#海#市場#博物館#食#ビール