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イスタンブールの新市街を散策してみた

2022.09.12

そもそも

イスタンブール滞在記2022のスピンオフ。

ガラタ橋の北側に広がる新市街を散策してみた。

ガラタ橋

新市街側から眺めるガラタ橋。 Blog Image Blog Image

カラキョイ地区

ガラタ橋を北に渡ってすぐ右側に広がるボスポラス海峡沿いの地区。おしゃれカフェの激戦区。 Blog Image

ガラタ地区

13-15世紀頃にジェノバ共和国の植民地だった地区。中央にそびえ立つガラタ塔は14世紀にジェノバ人によってロマネスク様式で建設された監視塔だった。オスマン帝国時代に植民地は廃止され、ガラタ塔は刑務所などとして利用された。 Blog Image Blog Image Blog Image Blog Image Blog Image

ガラタ地区にはシャッター街のような活気のないエリアもたくさんあった。 Blog Image Blog Image

イスティクラル通り

ガラタ地区を北上すると見えてくる新市街の目抜き通り、イスティクラル通り。ガラタ地区からタクスィム広場まで続いており、過去に訪れた大通りの中で最長級の距離を誇る。またイスタンブールの観光地の中では雰囲気が最もヨーロッパっぽい。 Blog Image Blog Image

毎日毎晩大勢の人々でごった返している。 Blog Image Blog Image

聖アントニオ教会

イスティクラル通りにあるイスタンブール最大のカトリック教会。18世紀にイタリア人コミュニティによって建設され、20世紀初頭に現在のネオゴシック様式で再建された。 Blog Image Blog Image

チチェキ・パサージュ

アーケード内にレストランが連なる飲食店街。あまり活気が無さそうだった。 Blog Image

タクスィム広場

イスティクラル通りの北端に広がる新市街の中心的な広場。何度も暴動やテロやデモの現場となってきたこともあり、あちこちに警察が待機している。 Blog Image Blog Image

中央にはトルコ共和国建国5周年を祝って建てられた記念碑がある。 Blog Image

ストリートビュー

イスティクラル通りから一本入ったいくつかの路地の様子。 Blog Image Blog Image Blog Image

バイクに乗る猫。 Blog Image

飲食店が立ち並ぶkurabiye通り。 Blog Image

ボスポラス海峡沿岸からタクスィム広場へ向かう坂道。 Blog Image

ボーダフォン・パーク

サッカーの試合などが行われるスタジアム。 Blog Image

ドルマバフチェ宮殿

19世紀中頃にアブデュルメジト1世の命でアルメニア人建築家ガラベット・アミラ・バルヤンの設計によって建てられた宮殿。アブデュルメジト1世はトプカプ宮殿からドルマバフチェ宮殿に移り住み、以降1922年に最後のスルタンであるメフメト6世が退去するまで、オスマン帝国の王宮として機能した。オスマン帝国滅亡後もトルコ共和国初期にはイスタンブールにおける大統領の執務所として利用され、1938年に初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクはこの宮殿で亡くなった。彼が亡くなった部屋の時計の針は、死亡時刻の9時5分で止まっている。宮殿はヨーロッパから取り入れたバロック様式やロココ様式と伝統のオスマン様式を折衷した建築となっており、宮殿内は男性のみが立ち入れる空間セラムルクと女性のみが立ち入れる空間ハレムに二分されている。

宮殿の前に広がるボスポラス海峡。多くのヨットが航行していた。 Blog Image Blog Image

宮殿の外にある19世紀末に建設された時計台。 Blog Image

正面入口の門。 Blog Image

入口の門を抜けて左手にある北側の大通りに面する門。 Blog Image

ライオン像が勇ましい小庭。 Blog Image

宮殿への入口。宮殿内は写真撮影禁止だった。 Blog Image

中庭に群がるホロホロチョウ。この七面鳥に似たホロホロチョウは、アフリカからトルコ経由でイギリスに輸入されたため「Turkey(トルコの英語名)」と呼ばれていた。その後七面鳥がアメリカからイギリスに輸入された時にもホロホロチョウによく似ていたため「Turkey」と呼ばれ、それが今でも七面鳥が「Turkey」と呼ばれる理由らしい。ちなみに2022年にトルコは国連における国名表記を「Turkey」から「Türkiye(テュルキエ)」に変更したので、トルコの英語名はもはや「Turkey」ではなくなった。 Blog Image Blog Image Blog Image

ボスポラス海峡は本当に目の前にある。景色良すぎる。 Blog Image Blog Image

オルタキョイ

ドルマバフチェ宮殿からボスポラス海峡沿いを北上したところにあるオルタキョイ。オスマン帝国時代にはアルメニア人、ギリシャ人、ユダヤ人などが居住する国際的な地区だった。ボスポラス海峡に架かる「7月15日殉教者の橋」を間近に見ることができる。 Blog Image Blog Image

ベイクドポテトに様々な具材を乗せたクンピルというB級料理の屋台群。 Blog Image

関連記事:イスタンブールで名物を味わってみた#クンピル

ハマム

Ağa Hamamıにて、トルコ伝統の浴場ハマム(ハンマーム・トルコ風呂)を体験してみた。ハマムは湯船には浸からず、温めた大理石の上に寝転んで汗を出した後に垢すりして体の汚れを落とす形式の浴場。歴史的にはローマ時代の浴場文化に端を発し、清潔さを重要視するイスラム教のオスマン帝国に引き継がれて発展してきたとされる。 Blog Image Blog Image

サウナ+雑な垢すりという感じで、入浴文化が発達した環境で育った日本人としては、リピートするほどこれといった満足感は得られなかった。

ナルギレ

Cafe SİDO- breakfast-sishaにて、ナルギレ(シーシャ・水タバコ)を体験してみた。インド周辺で発明され、トルコにはオスマン帝国時代に伝来したとされる。

おしゃれな壁画が描かれた雰囲気ある店内。 Blog Image Blog Image

ブルーベリー味のナルギレを注文した。チャイを飲みながらナルギレを吸う。お店の人が定期的に炭を替えにきてくれる。確かにぼーっとするには良さそうだった。 Blog Image

参考書籍

エキゾチックが素敵 トルコ・イスタンブールへ

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#中東#トルコ#自然#海#宮殿#教会