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ルッカ滞在記2022

2022.07.16

そもそも

2022年7月にルッカに日帰り旅した時の様子。

ルッカはトスカーナ州ルッカ県の県都。人口9万人弱。フィレンツェから鉄道で約1時間、ピサから鉄道で約30分。周囲を城壁で囲まれた城塞都市で、さながら進撃の巨人の世界観。毎年10月末~11月始めに「ルッカコミックス&ゲームス」というヨーロッパ最大級のマンガ・ゲームの見本市が開催されることで有名(私はそれでルッカを知った)。

城壁

ウォール。 Blog Image

サン・ピエトロ門。街への入口。 Blog Image

城壁の上は美しい遊歩道になっている。 Blog Image

城壁の下。『千と千尋の神隠し』を思い出す。 Blog Image

ルッカ大聖堂(サン・マルティーノ大聖堂)

11世紀にロマネスク様式で建てられ、14世紀に一部ゴシック様式で再建された大聖堂。ピサの大聖堂や斜塔に類似したファサードが見られる。 Blog Image

ロマネスク様式とゴシック様式が混在する内部身廊。 Blog Image

フェデリコ・ツッカリ『東方三博士の礼拝』 Blog Image

ティントレット『最後の晩餐』。ティントレットの『最後の晩餐』は異なる構図のものが複数存在する(特にヴェネツィアの教会に)。 Blog Image

主祭壇。ロマネスク様式のアプス。 Blog Image

ドメニコ・ギルランダイオ『聖会話』 Blog Image

ヤコポ・デッラ・クエルチャ『イラリア・デル・カッレットの墓碑』。15世紀前半にルッカを統治していたパオロ・グイニージの妻の墓碑。足元の犬は忠実や貞節の象徴。 Blog Image

鐘塔に登ってみた。階段が透け透けで怖かった。 Blog Image Blog Image

ルッカの街並みを一望。塔が多い。昔はさらに多かった(100以上)らしい。 Blog Image

サンティ・ジョヴァンニ・エ・レパラータ教会

ローマ時代に遡る歴史をもち、10世紀以降に度々再建・改築された教会。 Blog Image

改築された時代ごとの様々な様式が混在している内部身廊。 Blog Image

ローマ時代をはじめ様々な時代の痕跡が残る遺構。 Blog Image

この教会にも鐘塔があったので登ってみた。 Blog Image

ネットがあって景色は微妙だった。 Blog Image

見上げると溢れ出る中世の趣。 Blog Image

サン・ミケーレ・イン・フォロ教会

8世紀に遡る歴史をもち、11-14世紀に再建されたロマネスク様式の教会。「イン・フォロ」はローマ時代のフォロ(公共広場)に建てられたことを意味する。

ピサのロマネスク様式の影響が如実に見られるファサード。まあピサ近所だし。 Blog Image

内部身廊。こういう質素で禁欲的な内装が個人的に好み。 Blog Image

グイニージの塔

14世紀にルッカの有力貴族グイニージ家によって建てられた塔。 Blog Image

頂上に樫の木が植えられているのが特徴的。 Blog Image

ルッカの街並みを一望。貴族ビュー。 Blog Image Blog Image

アンフィテアトロ広場

ローマ時代の円形闘技場の遺構を利用した広場。 Blog Image

参考書籍

西洋美術史入門

世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―

ルネサンス 歴史と芸術の物語

イラストで読む ルネサンスの巨匠たち

ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論

「イタリア」誕生の物語

はじめてのイタリア語

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#ヨーロッパ#イタリア#塔#教会