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ナポリで名物を味わってみた

2022.07.24

そもそも

ナポリ滞在記2022のスピンオフ。

ナポリで名物を味わってみた話。

ナポリピッツァ

50 Kalòにて、水牛モッツァレラのマルゲリータ。€7ぐらいだった。安い。大きすぎて皿が見えない。本場ナポリでしかも人気店だった(たまたま通りすがった)ので期待していたが、日本でも普通に食べれるレベルの美味しさだった。ちなみにマルゲリータは、1889年国王ウンベルト1世と王妃マルゲリータがナポリを訪れた際に提供されたピッツァが起源とされる。 Blog Image

Pizzeria Pelloneにて、カプリチョーザ(気まぐれ)とペローニビール。$12ぐらいだった。美味すぎた。 Blog Image

フリット

上述のPizzeria Pelloneが店外で販売していたフリット(揚げ物)をテイクアウト。どれにしようか迷っていると、隣にいた地元のおばさまが「これとこれ美味しいわよ」と教えてくれた。食材はメランザーナ(ナス)やフィオーリ・ディ・ズッカ(ズッキーニの花)やペッシェ(魚)など。めちゃくちゃ美味しかった。 Blog Image

スーパーで買ってきたビール、メナブレアとペローニナストロアズーロたちも一緒に。 Blog Image

丘の上のヴォメロ地区にあるFriggitoria Vomeroにて、ゼッポリーネ(海藻入りのピッツァ生地を揚げたもの)やアランチーニ(ライスコロッケ)などをテイクアウトして近くの公園のベンチでいただいた。めちゃくちゃ美味しかった。 Blog Image

魚介類

Osteria da Carmelaにて。

開店直後の店内の様子。30分後には満席になった。 Blog Image

ムール貝とペコリーノチーズのリガトーニ。絶品だった。 Blog Image

カタクチイワシのフリット。 Blog Image

乾燥パスタとナポリ

乾燥パスタ(マッケローニと呼ばれていた)は、アラブ商人によってイスラーム教国の支配下にあったシチリアに伝えられ、ナポリを含む南イタリアに広がっていったとされる。日当たりと風通しがよく乾燥していて海運能力も高かったナポリは乾燥パスタの名産地だったという。16世紀に南米原産のトマトやトウガラシ(最初は観賞用だった)がスペイン領だったナポリにもたらされ、17世紀にナポリの料理人がトマトソースパスタを開発したとされる。

ラグー

Tandem - Via Paladinoにて、ブルスケッタとリガトーニの(ナポリ風)ラグー。ひき肉ではなく塊肉を煮込んで作るところが、いわゆるボロネーゼ(ボローニャ風ラグー)とは異なる。美味すぎた。 Blog Image

ニョッキ・ソレンティーナ

ALDENTE Pastabarにて、ニョッキ・ソレンティーナ。ソレンティーナ(ソレント風)は、ナポリ近郊の街ソレント発祥とされる、トマト、バジル、モッツアレッラで作るソースを意味する。 Blog Image

ペイストリー

La Sfogliatella Maryにて、ババとスフォリアテッラ。ババはラム酒のシロップを染み込ませた円筒型の焼き菓子で、スペイン・ブルボン家統治時代にフランスから伝わったとされる。スフォリアテッラはパイ生地を何層にも重ねた貝殻型の焼き菓子で、想像以上にパッリパリのバッリバリ。 Blog Image

グラニータ

Don Alfredo Dal 1946にて、アペロールスプリッツ味のグラニータ。ちゃんとアルコール入っててちょっと酔った。グラニータは、飲料やシロップを凍らせた氷を砕いたかき氷。 Blog Image

Lello delle Graniteにて、レモン味のグラニータ。 Blog Image

ジェラート

Il Gelato Mennellaにて、レモンとカシスのジェラート。 Blog Image

参考書籍

魅惑の絶景と美食旅 ナポリとアマルフィ海岸周辺へ

パスタでたどるイタリア史

それではさっそくBuonappetito!

ねじ曲げられた「イタリア料理」

完全版 イタリア料理手帖

誤読のイタリア

最後はなぜかうまくいくイタリア人

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ナポリ滞在記2022

#ヨーロッパ#イタリア#食#ビール