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ナポリで教会巡り

2022.07.24

そもそも

ナポリ滞在記2022のスピンオフ。

サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂

19世紀スペイン・ブルボン家統治時代にイタリア新古典様式で建設された聖堂。プレビシート広場のナポリ王宮の向かい側にある。

半円状に広がる列柱廊が美しい。実際に行ってみるとゴミだらけだった。 Blog Image

パンテオンにもろ影響された内部。結婚式か何かの準備中だった。 Blog Image Blog Image

ジェズ・ヌオーヴォ教会

15世紀に建てられた宮殿を16世紀にイエズス会が買い取って以降改修を重ねた教会。

切石が一面に並ぶ、教会らしからぬ特徴的なファサード。 Blog Image (By Vitold Muratov - Own work, CC BY-SA 4.0)

ファサードとのギャップが半端ない豪華絢爛な内部。 Blog Image

サンタ・キアラ教会

14世紀アンジュー家統治時代に建てられたゴシック様式の教会。18世紀にバロック様式で再建されたが、第二次世界大戦で焼失した後、ゴシック様式で再再建された。 Blog Image

マヨルカ焼きで彩られた柱が立ち並ぶクロイスターが有名。 Blog Image Blog Image

敷地内には、古代ローマ時代の温泉施設の発掘現場も。 Blog Image

ナポリ大聖堂

13世紀アンジュー家統治時代に創建されたナポリの司教座聖堂。ナポリの守護聖人聖ヤヌアリウスに捧げられている。大聖堂には「血の奇跡」で知られる聖ヤヌアリウスの血液が入った小瓶が保管されており、その小瓶が毎年2回ある祝祭日に公開され、凝固していた血液が液状化する。この血液が祝祭日に液体化しなかった場合、ナポリに災いが起こるとされている。液状化は実際に起こるらしいが、聖遺物である小瓶の中身を分析するなんてことは許されないぞ。 Blog Image Blog Image

サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂

13世紀アンジュー家統治時代に創建された聖堂。様々な時代の建造物が一堂に会しており、見どころが多い。

ゴシック様式の内部身廊。 Blog Image

修道院の会議場だった場所。天井画や壁画は17世紀初頭に描かれた。 Blog Image

修道院の食堂だった場所。天井画は17世紀初頭に描かれた。 Blog Image

古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡が混在する地下考古学エリア。ガイドさんによると基本的には、扉上部や天井が水平の場合はギリシャ時代の遺跡、アーチ状の場合はローマ時代の遺跡だという。 Blog Image Blog Image Blog Image

参考書籍

テルマエ・ロマエ

プリニウス

魅惑の絶景と美食旅 ナポリとアマルフィ海岸周辺へ

教養としての「ローマ史」の読み方

はじめて読む人のローマ史1200年

西洋美術史入門

世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―

ルネサンス 歴史と芸術の物語

イラストで読む ルネサンスの巨匠たち

ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論

「イタリア」誕生の物語

はじめてのイタリア語

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#ヨーロッパ#イタリア#古代遺跡#教会